2013年02月26日
サワラちゃんの加計呂麻島・貝採り日記-007
サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記
-007
加計呂麻島の港・瀬相港
今日の加計呂麻島は良い天気です。
午前中畑仕事をしていたのですが、昼頃が干潮(25cm)でしたので、
ソワソワし出し、とうとう太平洋岸に向かって走り出しました。
途中の港・瀬相港の横を通っていると、フェリー<カケロマ>が近づいてきました。
とある私のお気に入りの珊瑚の砂が白く眩しい浜にたどり着きました。
自宅から数十分のところ。
断崖のヘリを上り下りし、数箇所の集落をひた走って・・・
土曜日曜以外は誰も訪れぬところ。水平線に請島が朧に見えます。
今日は久しぶりの大潮の時ですから、潮の引きが強く、
かなり何時もより砂浜が広く見えます。
干潮の日は貝が幅広く浜に分散されてしまって、
思ったほど貝が拾えないものです。
<マガキガイ>という食用貝が至るところに落ちていますので、
これが厄介。邪魔なのです。でも、生で採って食用にするのですが。
上に写真は可也マトモな貝の面々たち。
下は巻貝の代表的なソデガイ科の仲間達。
同じように見えても別の種類のものが、たくさんあります。
この同定作業が素人にはなかなか大変!
珊瑚の砂浜の石ころの集まった中に、
マガキガイ達と混在しております。
1.5mの目線から、品定めをしながら採取していきます。
一見、石と同じに見えたり、ガラスの摩耗しているものに見えたり、
なかなか熟練を要します。
欠けた貝が大部分ですので、完品はまれです。
実際に採取した貝はこの数倍ですが、
お見せできるのはこのようなものです。
数kmも海岸歩いて、何も収穫なしということもあります。
海は気まぐれです。時にはバケツいっぱいになることも。
潮の具合、風の強さ、波の高さ・・いろいろに条件が複合してきます。
予想はいつも覆されます。
何もないと思って手ぶらで行くときに限って、珍品に出会うのです。
いつもながらの<ベニタケ>なのですが、
砂地で見かけることはめったにありません。
石ころの上にちょこんと転がっていますが、出会うのは希です。
それに先が尖っているのは稀です。殆どが摩耗するか折れています。
海浜では完品は本当に稀。 海中でしたらOK!なのですが。
上の3つの写真は「ソデボラ科」の巻貝です。
「西表島貝類館」という学者の方が開かれているHPにも、
掲載されていない種類です。
加計呂麻島では意外と一般的なのですが・・・
<紅ソデ>の異種だとは思いますが、通常の貝の図鑑とは色合いが違います。
6x4x2.5cmの結構ここらでは大きな方。
今まで集めた<ソデガイ>の仲間。形状がいろいろ多彩です。
普通の「貝図鑑」に掲載されていないのもあります。
中には新種が混じっているかもしれません。
今後の楽しみですが?
(フィリッピン採取)
上下とも形状は少し違って、
形も10cm以上ある同じ系統の仲間の貝達です。
お尻の形状が同じなので、判別が付きます。
出会うのは希。完品は偶然あるのみ。
探そうと思っても無理です。
(加計呂麻島採取)
この貝は私の自慢の<ウラスジマイノソデ>です。
貝の裡面に幾筋もの筋が入っております。
大島海峡の海辺で、何も取れなくて途方に暮れて、もう帰ろうと思い、
砂浜のゴミの溜まり場でしゃがみこみ、溜息を付いた時、
目の前の、ゴミの枯れ木に引っかかっておりました。
以後、これほどの一品は皆無。
神様からのプレゼントだったのかね?
特に一番左端は最高の品です。
<ヤクシマダカラ>・・加計呂麻島
貝の採取は偶然と根気。
採取しようと思っていても上手くは行きません。
欲を持たないように平然と遊び気分で歩いていると、
びっくりするような貝に出会います。
筆者は拾い専門ですから、特にそんな感じ。
「無欲の欲」と言いますね。
能書きを左脳でいろいろ考えても、振られるだけ。
右脳任せで、かつ無欲。
これが素晴らしい貝にめぐり合うコツですね(^ー^)
なかなか貝の整理が雑用が多くて、思ったようには進みませんが、
先日、貝専門のPCのシステムを設置しました。
ダイニングは50%が<私設貝の研究室>、
隣の茶の間も貝専門のPCルームに変身。
左のPCがブログ専用。隣がデーターベース専用。
ネットワークシステムに移行するつもり。
そうすれば、非常に便利になります。さ~て??
そのうち長~い廊下もデターベース倉庫になってしまうかも?
最後は拾った擬餌針。結構拾えるんです。
海浜は何でも落ちてます。
サンダル、ペットボトル、男女の下着、ズボン、女性用ハンドバック ・・・・・ETC
でも、これを目的にしてはいけません。
目付きが悪くなります。それ専門の方も居られるようですが?
飽くまでも貝のみ。その他は偶然で~す(^ー^)
指輪、宝石、金塊、札束は・・・有るんでしょうね?
フィリッピンから何でも流れてきますからね(^ー^)
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2013年02月22日
サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記-006
サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記
-006
加計呂麻島の海岸

先日、太平洋岸の砂浜を散歩がてら貝拾い。
結構、ましな貝を拾いました。

写真の上部左から<オニノツノガイ>、<ナツメガイ>、<クモガイ>、<ショクコウラ>、<イモガイ類>、<スイジガイ>、<オキニシ>、<クチムラサキダカラ>、
<ニシキオウギ>、<ベニタケ>、<オニキバフデ>、<イモガイ類>
<スイジガイの幼ガイ>、<ベニソデ>

<スイジガイ>は欠けもなく、生臭い臭いがしてましたから、レアに近かったかも。蓋が付いていたら完品。珊瑚の浜辺ではまず手に入りません。殆どどこか欠けてしまいます。
ニシキオウギは連日の収穫。なかなかお目にかからない。
先日拾ったチサラガイ類

ショクコウラ

本日の逸品! <ショクコウラ(蜀紅螺)>
加計呂麻島に来て、これだけの大きさのもので美しいものは初めて
(^-^)
6x5x4mmの大きさ。
普通は殆ど小型で完全な形では拾えません。珊瑚の砂は硬いので壊れてしまいがち。
そして、形の美しいのには必ずヤドカリが先住している。
彼らは美的感覚があるらしく、磨耗したのには入りません。
だから何時も彼らと喧嘩! そして途中で逃げられる(^~^)
ショクコウラ科・Harpa Major・ハルバ マヨル・・・といいます。
Harbaはラテン語で竪琴を意味するとか。
先の尖ったタケノコガイやオニノキバフデなどは、先ず完品はなし。
どうしても欲しいなら、海に潜って捕獲するしかないですね。
後は偶然のチャンスのみ!
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2013年02月18日
サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記-005
サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記
-005
よいこらさ・・・

<旨く行くかな~>
サワラちゃんが庭の雪の上の柵を跨いでいるところ。
北海道は真っ白い雪原で覆われております。
雪祭りも終わり、まだまだ厳しい冬が続きます。
南国の冬は真夏と余り変わりなし。
海水も微温湯程度で、泳いでいる人も居る。
食用の貝でも取ってる様子。

昨日は晴れた穏やかな日でしたので、干潮に合わせて貝の採集に行ってきました。
学者さんが結構来るところ。
でも収穫はなかったですね。
季節的にはもうそろそろ良いはずなんですが。
諦めて帰るとき、珊瑚の石やゴミや何やらがまとまって寄せているところで、
思いがけないものを見つけました。
以前、フイリッピンから流れてきた<オーム貝>を見つけたところ。
たまには大きな海がめが打ち上げられているところでもあるのです。
品種不明の巨大海老

触覚から尾びれまでが55~60cmもある。
色鮮やかですね。

貫禄十分! とても色彩が豊かで、さすが (^ー^)
身の入った状態でしたら、素晴らしかったでしょうが・・・
海岸を歩いていると、時々思いもかけないものに出くわします。
他の浜で<チサラガイ>を2個Get!

これはなかなか見つからない。
どこに落ちているか、予想が付きません。
珊瑚の石原の中に、隠れるように落ちて居たりします。

後はいつもの常連達・・・結構多士済々でしょう。

二枚貝・巻貝・かわにし・アワビの仲間達・・・・
でも、欠けのない完品はなかなか落ちていません。
珊瑚の硬い砂で削られたり、折られたりで・・・
特に先のとがったタケノコガイの仲間は偶然しか望めません。
ムラサキイガレイシ

この手の貝はきれいな紫が残っていることが価値の決め手・・・
高級染料の材料だったそうです。
なかなか美しい紫いろです。
夥しい珊瑚礁の浜の海岸の石ころの中から、
このような貝を見つけですのは意外と難しい。
目線を僅かでも外すと、次の瞬間には視界から消えてしまいます。
もう、見つけられない。本当の話。
ダイヤモンドの指輪が落ちているかどうかは、経験がないから分かりませんが、
これとて、キラリと光ってくれなければ、ガラス玉とおなじ。
指輪のリングが付いていても、可なり難しいと思います。

最後に頂いた貝・・・いずれ詳しくご案内しま~す!
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2013年02月13日
サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記-004
サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記
-004

雪の中・<さむ~い>

皆さんしばらくご無沙汰しておりました。
貝の整理の真っ最中!
上の写真は何だか分かりますか。
ある新聞に掲載されていました、<イカ>の飛行。
<飛び魚>は良く見かけますが、イカは初めて。
生物は豪快、大胆ですね。
ここ連日、農作業と雑用の合間、加計呂麻島でここ一年間に収拾した貝を整理しています。何しろ千個以上となると、素人には大変な作業。
下の写真はある有名なコレクターの公開写真から掲載しておりますが、様々な貝が種類を問わず、並べてあります。
細かなラベルが一個づつつけてありますが、大変でしたでしょう。

下の写真も同じコレクターの貝ですが、超珍品の貝ですね。
「オキナエビスガイ」の貝ですが、昔は相当高価な値段が付いておりました。
大きいもの(20-30cmサイズ)で、明治時代で時価で一個、¥3,600万円。
最近ですと鳥羽水族館で一個、¥360万円何て、目の玉が飛び出るくらい。(^-^)
<オキナエビスガイ>

この写真ではスケールは分かりませんが、昔から蒐集しているのであれば、並みの値段ではないでしょうね。 (^-^)
著者も2個ある知人のコレクターから頂きました。(以前掲載したことがあります)
奄美大島と喜界島の中間点の数百mの海底で、
捕獲されることがタマニあるようですが、日本産は高価な値段が付いております。
貝の整理中のテーブル

小さな貝の雑然とした状態・・・これを種類別に分けて・・・・大変!

小さな壜(¥100ショップで購入)に選り分け中

さらに細かい<微小貝>は手に負えないですな (^-^)
でも、この中に新種が入っている可能性があるんですよ。
実は加計呂麻島はその宝庫なのです。
東京大学などの学者は加計呂麻島のある箇所は、
結構調べていた様子・・・・場所は内緒 (^-^)

下の貝は島の漁師さんから頂いた珍品。
トロールや刺し網などに引っかかるなどの珍品です。

下の二枚貝類はこれまたなかなか手に入らない。
場所は特定せず、偶然に一枚見つかる程度。
運が決めて。

海が荒れた翌日の海岸を歩いていると、思いがけないすばらしい貝を拾うことができます。
ですから、海が荒れると翌日が楽しみ! (^-^)
大分これからも時間が掛かりそう。
まあ~<テーゲ~>精神でやって行きましょう。
姉妹ブログ<サワラちゃんの加計呂間日記>本日同時更改しましたよ!
http://akanechan.at.webry.info/201302/article_2.html
2013年02月05日
サワラチャンの加計呂麻島・貝採り日記-003
サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記
-003

奄美群島にも平年よりも春一番が吹き、いよいよ春が訪れてきました。

貝の蒐集整理も順調に進み始めました。
秋ジャガイモ、大根の収穫も終わり、腰を落ち着けて作業を開始した途端、
琉球イノシシの侵入を受け、畑も被害を受けてしまいました。
親豚並みの大きな奴でした。昨晩も近くをうろつく始末。
当分の間は防御一方でしょうか。
では、ミニ研究所内をご紹介 (^-^)

自宅のダインニングの半分を、自称<貝・加計呂麻研究室>としています。
現在、分別した夥しい数の貝を、選別、整理の真っ最中で~す。

大きな<シャコガイ>から米粒くらいの貝まで、夥しい数が箱や壜の中かに入っています。
時々、貝の中に<ヤドカリ>が入っていることがあります。
そんな時は水槽に戻して、貝が空になるまで待ちましょう。(^~^)

「西表島・貝類館」という名称の、HPがあります。
専門の研究者が先島諸島の西表島周辺の、貝を蒐集されて図鑑を公開しております。
中を詳しく拝見しますと、加計呂麻島周辺の貝とかなり類似していることが分かりました。
ある程度整理が付きましたら、この資料を参考にして、
「加計呂麻島の貝図鑑」を作ってみたいと考えております。

全世界で貝の種類は10万種、日本でも7~8千種類。
奄美群島だけでも4千種類程とか。
手持ちの貝ではとても及びません。
気長に蒐集するしかないですね。
協力してくださる専門家が居りますので安心しております。

貝の整理が進みましたら、少しづつご紹介していきます。
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