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2013年03月12日

サワラちゃんの加計呂麻島・貝採り日記010



・サワラちゃんの加計呂麻島・貝採り日記

Sawarachan


                     上から見下ろすと、偉くなった感じ!                                
                      
  

先日から潮の引き方が強くなってきました。
3/14~15と月末付近は大潮です。
姉妹版の<加計呂麻日記>でもご紹介しました通り、
生間(いけんま)という、フェリーの港を通って、断崖の横の林道を巡って、
太平洋岸の加計呂麻で最大の平地がある、諸鈍の集落の海岸に向かいました。


               珊瑚の白い砂が広がる、加計呂麻島の海岸                                       
           



                  下の写真はその戦果!
                    
 

中央に<クモガイ>、その下に先回ご紹介した<オニノツノガイ>がまた見えております。
今まで、大島海峡側には余りない貝と思っておりましたが、それは間違いのようです。
相変わらずクモガイの残骸が転がっておりました。
どこからか流れ着いた模様です。先回採り過ぎたので3個のみGet!

一番右端に立て一列に<ナデシコ>が見えてます。
小さな漁村の網乾し場に行くと、意外と落ちています。



                  


いろいろな色のナデシコが有りますでしょう。
1年掛かって集めたものです。
房総半島~西太平洋に生存して、水深5m~20mの岩礁に生息場所があるそうです。

でも、なかなかお目に掛からない。右左の2枚貝なのですが、
砂浜で拾えるのは片方のみのことが多いですね。


チサラガイ

              


<ナデシコ>とは少し違ったタイプの2枚貝。こちらの貝はなかなか砂浜では手に入りません。
中には<イタヤガイ>右端下・・(帆立貝に似た貝)も見えております。
海に潜ってダイビングしながら採取するなら、もっと素晴らしいのが採れるかも。


オニノツノガイ>、<イボソデ>、<ツノレイシガイ>、<アカイガレイシガイ>、<ガンゼキ>の仲間が見えます。

            



テングニシ>、<シュマダギリ
テングニシは殻の一部が欠けています。 シュマダギリはツメタガイに殺された模様。穴が空いてますね。
先まで尖っております。砂の磨耗もありません。・・合格!




                     

それでも、浜辺で見つけるのは一苦労。誰かが早朝に拾っているかも・・・
近在の方はそれだけチャンスが有りますね。
でも、見落としが必ず有るのも事実。
ですから、チャンスは50%ね。

                                        


アカイガレイシガイ>、下は<ムラサキガレイシガイ>染料の原料になるだけあって、高尚な色合い。

  
    

まだまだ、いろいろありますが、今日はこの辺で。 次回は似た名前の間違いやすい貝を。 (^-^)


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Posted by 奄美ちゃん at 15:24Comments(0)貝採集日記

2013年03月09日

サワラちゃんの加計呂麻島・貝採り日記9


 
サワラちゃんの加計呂麻島・貝採り日記    
                        -
009




              太平洋岸 花富
                                              
              


 連日、晴れの日が続き、乾燥注意報が発令されていた空模様が、にわかに怪しくなってきました。
来月ともなると、いよいよ大潮の季節。
昼頃に海面がマイナスになる干潮の日は、潮干狩りのチャンスです。
近在の子供、親子がそれぞれのいでたちで、三々五々珊瑚礁のインノーと呼ばれる、
浅瀬に向かっていきます。

大型の貝・<スイジガイ>、<クモガイ>やきれいな宝貝を生きたまま捕獲出来ます。
筆者は水槽を3つ持っているので、出来るだけ生きたまま持って帰り、長く飼ってみて生態を観察します。


水槽の中には<オオベッコウガサ>、<ホシキヌタ>、<マガキガイ>、<ウズイチモンジ>などが見えてます。

            

 貝殻は落ちている貝を無数の石や瓦礫や砂地の中から、瞬時に目の高さで好みのものを選ぶ楽しさがあります。
ほとんどの貝は欠けたり、磨耗しすぎたり、貝の表面の色模様があせてしまったりで、
なかなか選定基準に合うものは有りません。数kmも歩いて、1~2個くらいしか拾えないこともあります。

<イチモンジ>が水槽の壁面に引っ付いておりますが、このような姿は水槽ならでは・・触覚が見えてます。

 

海岸の岸を歩いておりますと、生魚が打ち上げられてることが有ります。
喉元を他の魚に襲われていたらしく、内蔵は有りませんでした。
生きはいいのでそのままっ持ち帰り、夕食と相成りました。
ご馳走様でした。 (^-^)

          

  これは何だと思いますか?・・・貝が落ちているように見えますが・・
実はこれは、ヤドカリ達の集会でした。何か相談事でもあるのでしょうか。
ヤドカリは不思議な感覚を持っており、人間が見た目に美しいと感じる巻貝に、入り込む性質があります。

ですから、一時家に持ち帰り、水槽に入れて別の貝に住み替えて、空き家になった時に水槽から回収します。
磨耗が少なく、珍しい巻貝は大体そのような感じになります。
ヤドカリの世界では予想外に住宅難なのですよ。       
             
         

ヤドカリの集会の際のお家の争奪戦です。結構自然界は厳しいですね。

                

ある日のこと、数分自宅のそばの海岸を散歩すると
何個かの貝が落ちていました。
<ヘビガイ>、5個の巻き貝、あまり落ちていない珍しい<ナデシコ>。

貝は毎朝夕の潮の道引きで一旦浜がクリアーになります。
ですから、今日は何にも落ちていなくとも、次の日はどうなるかはわかりません。

海が荒れた日の翌朝は、期待が増します。
何が落ちているかは、意外と予想出来ないのです。

 

<ナデシコ>はよく観察すると、<ツメタガイ>という食肉貝に襲われてしまったようです。
貝の殻の身の上の部分に、小さな穴が開けられておりました。
貝を特殊な体液で溶かしながら、穴を開け、貝の中身を溶かして食べ殺してしまうのです。

                                


下の写真は、ずべての貝を裏返しにしたもの。 思い思いの姿で転がっています。
1~3cm内外の大きさしかありません。
目線の位置から瞬時に選分けて拾うのです。
市場で買って貝を購入する方たちには味わえない緊張感!


 



























筆者のダイニングの中の私設・加計呂麻島研究所内はご覧のとおり。
足の踏み場もないほど貝が箱に入って、整理を待っております。
これでも種類別、科別には整理が出来ていますが、
ラベル付けはまだまだで~す。

 

ですから、この貝の中に新種の貝が解からないで紛れて居るかもしれません。
貝は変種や地域差が有りますので、貝図鑑に掲載されていないものも数多くあるのです。
それを、同定するのが貝の蒐集の楽しみです。

学問的に正確に分類整理するのは博物学の大変さであり、また学問をする楽しさでもあります。
鳥や蝶や魚や・・ありとあらゆる自然界の生き物、無生物を対象とする学問分野ですね。
貝は美術的、数学的な美しさを持っている蒐集対象でも有るのですね。


            

この中にどんな新種が有るのか・・・期待に胸膨らむ一瞬です。

             

貝の価値はその人その人で皆違いますが、一応市場価格はあります。
時間によっても変動します。昔は数十万(一個)、数百万円もしたものでも、
東南アジアからの流入で、大暴落したものもあります。

でも、今でも貴重なものは百万単位の金額が、オークションで付くそうですね。
もともと、「貝」は貨幣でしたから。
下手なデザインの金属貨幣なんか、及びも付かない美しいものです。
同じものがないというも、貝の性質です。

            そんなに集めてどうすんの?                                                
 

世界中で約10万種類、日本国内で7~8000種類、奄美海域で4000種位とされています。
絶対量は年々減少はしていますでしょうが、世代交代で新しく生まれてきますので、
皆さんで大事に保護しながら・・・・
特に死んだ貝の蒐集は自然破壊はありませんから大丈夫ですよ!

  本日の一品・・<オオイトカケ

加計呂麻島でも思わぬところに落ちていました。左側の中位の貝。
でも,拾いでは奇跡的ですね。 以後。一回もなし。
黒く見えるのは貝の蓋です。
これが有ると無いのでは貝の価格が違います。
昔はこの貝は珍品の部類でした。 大・・5.5x3.5cm 中・・3.5x2.0cm
一個数万円もしたそうです。今でも日本産は高い値段がつくそうです。

                                     


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Posted by 奄美ちゃん at 06:46Comments(0)貝採集日記

2013年03月03日

サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記-008

 

サワラちゃんの加計呂麻島・貝採り日記    
            -008
 
              


今日は久し振りの徳浜です。
白い珊瑚の砂がどこまでも続いております。
大潮の干潮の数時間前ですが、もうかなり潮は引いております。
カメラを岩礁の先に持って行きたかったのですが、もしものことを考え止め。
結果的にはそれが正解。 詳しくは<サワラちゃんの加計呂麻日記>をどうぞ!

自宅から海岸の断崖沿いに県道を1時間掛けてくる途中の、
何の変哲もない寂しい海岸の横を通りました。
海岸には岸壁の間に、小さな砂浜が申し訳程度に広がっているだけ。
そんな浜の裾に何かを感じました。 山勘!

降りて、現場に行ってみて・・一瞬・<ギョッとした

           


夥しい<クモガイ>が落ちている。
欠けたもの、完品が何十個も無造作に細かいゴミと枝に混ざって転がっている。
このソファーの上だけでも42個。 完品ばかり。
破損したものはこの数倍。

                                  


特に大きなクモガイでもないですが、大きな欠けもなくまあまあの貝。

 



下は<ゴホウラ>という、ごろんとした貝

                 


結構多き。 20x14x7cm 初めて拾いました。

               


小さい<クモガイ>は完品そのもの。中位はまあまあ。



     


この一種類かと思って良くゴミの間を見ていたら、<イボソデ>、<オニノキバフデガイ>がごろごろ出てきた。それも欠けもなく・・不思議なほど?
普通は数時間歩いて1個が普通。オニノキバフデの先端は必ず磨耗か欠けている。



     






                  

形状も完品の10cm超。これほども数を一回なんて、普通拾いでは無理!
イボソデ=11個 オニノキバフデガイ=18個

           


考え込んでしまいました。その場所は漁師の民家もなく、寂しい場所。
県道の道路沿いの、何の変哲もない砂浜の岩礁の脇のゴミが寄っているところ。
どこかの場所で島人か、本土の人が海中で、貝を捕獲して身だけ取って投げ捨てたのが、
波に運ばれてこの浜に流れ着いた??

全体的にクモガイに殻皮が少なく、形状もきれいで欠けも少ない。
自然に死んだものなら、殻皮が結構付いているし、無いものは欠けが結構進んでいる。
経験的にこれは人為的な「殺貝」である。・・・明智小五郎ばりに考えた。
それにしても密漁かどうかは分からないが、初めての経験。
太平洋岸では先ずありえない。・・・・<密漁だな>・・何て(^~^)

             



これも磨耗も少なく、欠けもない。この貝は堅牢で簡単には壊れないが。
先にも書いたように、オニノキバフデは拾いでは、殆ど先のほうが無い。
密漁か無いか知らないが、馬鹿なことをしてくれたものだ。

筆者などは島中の人達が知り合いだから、
何も云われないが、密漁を非常に警戒している。
加計呂麻島は貝の種類は未だ豊富でしょうが、数は激減していると思う。
浜が災害で破壊され、石浜が泥浜になって居るのが多い。

これでは貝は死滅してしまう。海草も育たない。 魚も居なくなる。
昨年初めでしたら、波打ち際でレアーの魚を結構拾ったが、
最近はまったくそんなことは無くなった。

山が荒れ、自然が海山両面で破壊が進んでいると思う。
国際自然遺産に早く認定されて、修復を施さないと、
すぐに荒れた島に変わってしまう。








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Posted by 奄美ちゃん at 13:19Comments(1)貝採集日記

2013年02月26日

サワラちゃんの加計呂麻島・貝採り日記-007

サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記     
                       -007

         






加計呂麻島の港・瀬相港


            

 
今日の加計呂麻島は良い天気です。
午前中畑仕事をしていたのですが、昼頃が干潮(25cm)でしたので、
ソワソワし出し、とうとう太平洋岸に向かって走り出しました。
途中の港・瀬相港の横を通っていると、フェリー<カケロマ>が近づいてきました。



           



とある私のお気に入りの珊瑚の砂が白く眩しい浜にたどり着きました。
自宅から数十分のところ。 
断崖のヘリを上り下りし、数箇所の集落をひた走って・・・

土曜日曜以外は誰も訪れぬところ。水平線に請島が朧に見えます。
今日は久しぶりの大潮の時ですから、潮の引きが強く、
かなり何時もより砂浜が広く見えます。



                      



干潮の日は貝が幅広く浜に分散されてしまって、
思ったほど貝が拾えないものです。
マガキガイ>という食用貝が至るところに落ちていますので、
これが厄介。邪魔なのです。でも、生で採って食用にするのですが。
上に写真は可也マトモな貝の面々たち。


下は巻貝の代表的なソデガイ科の仲間達。
同じように見えても別の種類のものが、たくさんあります。
この同定作業が素人にはなかなか大変!

                    


珊瑚の砂浜の石ころの集まった中に、
マガキガイ達と混在しております。
1.5mの目線から、品定めをしながら採取していきます。
一見、石と同じに見えたり、ガラスの摩耗しているものに見えたり、
なかなか熟練を要します。
欠けた貝が大部分ですので、完品はまれです。


                        


実際に採取した貝はこの数倍ですが、
お見せできるのはこのようなものです。
数kmも海岸歩いて、何も収穫なしということもあります。
海は気まぐれです。時にはバケツいっぱいになることも。

潮の具合、風の強さ、波の高さ・・いろいろに条件が複合してきます。
予想はいつも覆されます。
何もないと思って手ぶらで行くときに限って、珍品に出会うのです。


                        


いつもながらの<ベニタケ>なのですが、
砂地で見かけることはめったにありません。
石ころの上にちょこんと転がっていますが、出会うのは希です。
それに先が尖っているのは稀です。殆どが摩耗するか折れています。
海浜では完品は本当に稀。 海中でしたらOK!なのですが。


 

                

                                        


上の3つの写真は「ソデボラ科」の巻貝です。
西表島貝類館」という学者の方が開かれているHPにも、
掲載されていない種類です。
加計呂麻島では意外と一般的なのですが・・・
紅ソデ>の異種だとは思いますが、通常の貝の図鑑とは色合いが違います。
6x4x2.5cmの結構ここらでは大きな方。


                   



今まで集めた<ソデガイ>の仲間。形状がいろいろ多彩です。
普通の「貝図鑑」に掲載されていないのもあります。
中には新種が混じっているかもしれません。
今後の楽しみですが?


                                         
                               (フィリッピン採取

上下とも形状は少し違って、
形も10cm以上ある同じ系統の仲間の貝達です。
お尻の形状が同じなので、判別が付きます。
出会うのは希。完品は偶然あるのみ。
探そうと思っても無理です。

             
                          
                             (加計呂麻島採取



            


この貝は私の自慢の<ウラスジマイノソデ>です。
貝の裡面に幾筋もの筋が入っております。
大島海峡の海辺で、何も取れなくて途方に暮れて、もう帰ろうと思い、
砂浜のゴミの溜まり場でしゃがみこみ、溜息を付いた時、
目の前の、ゴミの枯れ木に引っかかっておりました。
以後、これほどの一品は皆無。
神様からのプレゼントだったのかね?
特に一番左端は最高の品です。

ヤクシマダカラ>・・加計呂麻島


貝の採取は偶然と根気
採取しようと思っていても上手くは行きません。
欲を持たないように平然と遊び気分で歩いていると、
びっくりするような貝に出会います。
筆者は拾い専門ですから、特にそんな感じ。
 
無欲の欲」と言いますね。 
能書きを左脳でいろいろ考えても、振られるだけ。
右脳任せで、かつ無欲。
これが素晴らしい貝にめぐり合うコツですね(^ー^)

なかなか貝の整理が雑用が多くて、思ったようには進みませんが、
先日、貝専門のPCのシステムを設置しました。

                  
     

ダイニングは50%が<私設貝の研究室>、
隣の茶の間も貝専門のPCルームに変身。
左のPCがブログ専用。隣がデーターベース専用。
ネットワークシステムに移行するつもり。
そうすれば、非常に便利になります。さ~て??
そのうち長~い廊下もデターベース倉庫になってしまうかも?

 
最後は拾った擬餌針。結構拾えるんです。

               

海浜は何でも落ちてます。
サンダル、ペットボトル、男女の下着、ズボン、女性用ハンドバック ・・・・・ETC
でも、これを目的にしてはいけません。 
目付きが悪くなります。それ専門の方も居られるようですが?
飽くまでも貝のみ。その他は偶然で~す(^ー^)


指輪、宝石、金塊、札束は・・・有るんでしょうね?
フィリッピンから何でも流れてきますからね(^ー^)

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Posted by 奄美ちゃん at 11:43Comments(0)貝採集日記

2013年02月22日

サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記-006



サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記     
                       -006




         加計呂麻島の海岸
         


      
先日、太平洋岸の砂浜を散歩がてら貝拾い。
結構、ましな貝を拾いました。





       


 
写真の上部左から<オニノツノガイ>、<ナツメガイ>、<クモガイ>、<ショクコウラ>、<イモガイ類>、<スイジガイ>、<オキニシ>、<クチムラサキダカラ>、
<ニシキオウギ>、<ベニタケ>、<オニキバフデ>、<イモガイ類>
<スイジガイの幼ガイ>、<ベニソデ>





               


<スイジガイ>は欠けもなく、生臭い臭いがしてましたから、レアに近かったかも。蓋が付いていたら完品。珊瑚の浜辺ではまず手に入りません。殆どどこか欠けてしまいます。
ニシキオウギは連日の収穫。なかなかお目にかからない。

先日拾ったチサラガイ類




                    ショクコウラ

                  



本日の逸品! <ショクコウラ(蜀紅螺)>
加計呂麻島に来て、これだけの大きさのもので美しいものは初めて
                    (^-^)
6x5x4mmの大きさ。
普通は殆ど小型で完全な形では拾えません。珊瑚の砂は硬いので壊れてしまいがち。

そして、形の美しいのには必ずヤドカリが先住している。
彼らは美的感覚があるらしく、磨耗したのには入りません。
だから何時も彼らと喧嘩! そして途中で逃げられる(^~^)
ショクコウラ科・Harpa Major・ハルバ マヨル・・・といいます。
Harbaはラテン語で竪琴を意味するとか。

先の尖ったタケノコガイやオニノキバフデなどは、先ず完品はなし。
どうしても欲しいなら、海に潜って捕獲するしかないですね。
後は偶然のチャンスのみ!

 
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2013年02月18日

サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記-005


サワラちゃんの 
加計呂麻島・貝採り日記     
                                      -005


よいこらさ・・・

 
                             


旨く行くかな~

サワラちゃんが庭の雪の上の柵を跨いでいるところ。
北海道は真っ白い雪原で覆われております。
雪祭りも終わり、まだまだ厳しい冬が続きます。

南国の冬は真夏と余り変わりなし。
海水も微温湯程度で、泳いでいる人も居る。
食用の貝でも取ってる様子。




                

 昨日は晴れた穏やかな日でしたので、干潮に合わせて貝の採集に行ってきました。
学者さんが結構来るところ。
でも収穫はなかったですね。

季節的にはもうそろそろ良いはずなんですが。
諦めて帰るとき、珊瑚の石やゴミや何やらがまとまって寄せているところで、
思いがけないものを見つけました。
以前、フイリッピンから流れてきた<オーム貝>を見つけたところ。
たまには大きな海がめが打ち上げられているところでもあるのです。




品種不明の巨大海老

           

触覚から尾びれまでが55~60cmもある。
色鮮やかですね


             


貫禄十分! とても色彩が豊かで、さすが (^ー^)
身の入った状態でしたら、素晴らしかったでしょうが・・・
海岸を歩いていると、時々思いもかけないものに出くわします。

他の浜で<チサラガイ>を2個Get!

   


これはなかなか見つからない。
どこに落ちているか、予想が付きません。
珊瑚の石原の中に、隠れるように落ちて居たりします。


                   


後はいつもの常連達・・・結構多士済々でしょう。

                      

二枚貝・巻貝・かわにし・アワビの仲間達・・・・
でも、欠けのない完品はなかなか落ちていません。
珊瑚の硬い砂で削られたり、折られたりで・・・
特に先のとがったタケノコガイの仲間は偶然しか望めません。

               ムラサキイガレイシ
            

この手の貝はきれいな紫が残っていることが価値の決め手・・・
高級染料の材料だったそうです。
なかなか美しい紫いろです。

夥しい珊瑚礁の浜の海岸の石ころの中から、
このような貝を見つけですのは意外と難しい。
目線を僅かでも外すと、次の瞬間には視界から消えてしまいます。
もう、見つけられない。本当の話。

ダイヤモンドの指輪が落ちているかどうかは、経験がないから分かりませんが、
これとて、キラリと光ってくれなければ、ガラス玉とおなじ。
指輪のリングが付いていても、可なり難しいと思います。


              

最後に頂いた貝・・・いずれ詳しくご案内しま~す!


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2013年02月13日

サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記-004     


サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記     
                              -004
 



雪の中・<さむ~い>

                         


皆さんしばらくご無沙汰しておりました。
貝の整理の真っ最中!

上の写真は何だか分かりますか。
ある新聞に掲載されていました、<イカ>の飛行。
飛び魚>は良く見かけますが、イカは初めて。
生物は豪快、大胆ですね。

ここ連日、農作業と雑用の合間、加計呂麻島でここ一年間に収拾した貝を整理しています。何しろ千個以上となると、素人には大変な作業。

下の写真はある有名なコレクターの公開写真から掲載しておりますが、様々な貝が種類を問わず、並べてあります。
細かなラベルが一個づつつけてありますが、大変でしたでしょう。



               


下の写真も同じコレクターの貝ですが、超珍品の貝ですね。
オキナエビスガイ」の貝ですが、昔は相当高価な値段が付いておりました。
大きいもの(20-30cmサイズ)で、明治時代で時価で一個、¥3,600万円。
最近ですと鳥羽水族館で一個、¥360万円何て、目の玉が飛び出るくらい。(^-^)

       <オキナエビスガイ
        

 

この写真ではスケールは分かりませんが、昔から蒐集しているのであれば、並みの値段ではないでしょうね。 (^-^)

著者も2個ある知人のコレクターから頂きました。(以前掲載したことがあります)
奄美大島と喜界島の中間点の数百mの海底で、
捕獲されることがタマニあるようですが、日本産は高価な値段が付いております。

         貝の整理中のテーブル
                  


小さな貝の雑然とした状態・・・これを種類別に分けて・・・・大変!

                

小さな壜(¥100ショップで購入)に選り分け中

  


さらに細かい<微小貝>は手に負えないですな (^-^)
でも、この中に新種が入っている可能性があるんですよ。
実は加計呂麻島はその宝庫なのです。
東京大学などの学者は加計呂麻島のある箇所は、
結構調べていた様子・・・・場所は内緒 (^-^)


                     


下の貝は島の漁師さんから頂いた珍品。
トロールや刺し網などに引っかかるなどの珍品です。


    


下の二枚貝類はこれまたなかなか手に入らない。
場所は特定せず、偶然に一枚見つかる程度。
運が決めて。

                

海が荒れた翌日の海岸を歩いていると、思いがけないすばらしい貝を拾うことができます。
ですから、海が荒れると翌日が楽しみ! (^-^)

大分これからも時間が掛かりそう。
まあ~<テーゲ~>精神でやって行きましょう。

姉妹ブログサワラちゃんの加計呂間日記>本日同時更改しましたよ!
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Posted by 奄美ちゃん at 11:13Comments(0)貝採集日記

2013年02月05日

サワラチャンの加計呂麻島・貝採り日記-003


サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記     
                  -003 







 奄美群島にも平年よりも春一番が吹き、いよいよ春が訪れてきました。

読売新聞から掲載

貝の蒐集整理も順調に進み始めました。
秋ジャガイモ、大根の収穫も終わり、腰を落ち着けて作業を開始した途端、
琉球イノシシの侵入を受け、畑も被害を受けてしまいました。
親豚並みの大きな奴でした。昨晩も近くをうろつく始末。
当分の間は防御一方でしょうか。

では、ミニ研究所内をご紹介 (^-^)

 



自宅のダインニングの半分を、自称<貝・加計呂麻研究室>としています。
現在、分別した夥しい数の貝を、選別、整理の真っ最中で~す。





 


大きな<シャコガイ>から米粒くらいの貝まで、夥しい数が箱や壜の中かに入っています。
時々、貝の中に<ヤドカリ>が入っていることがあります。
そんな時は水槽に戻して、貝が空になるまで待ちましょう。(^~^)

 

西表島・貝類館」という名称の、HPがあります。
専門の研究者が先島諸島の西表島周辺の、貝を蒐集されて図鑑を公開しております。
中を詳しく拝見しますと、加計呂麻島周辺の貝とかなり類似していることが分かりました。

ある程度整理が付きましたら、この資料を参考にして、
加計呂麻島の貝図鑑」を作ってみたいと考えております。

 


全世界で貝の種類は10万種、日本でも7~8千種類。
奄美群島だけでも4千種類程とか。
手持ちの貝ではとても及びません。
気長に蒐集するしかないですね。
協力してくださる専門家が居りますので安心しております。


   


貝の整理が進みましたら、少しづつご紹介していきます。
姉妹ブログ公開してます
・サワラちゃんの加計呂麻日記
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Posted by 奄美ちゃん at 06:01Comments(0)貝採集日記

2013年01月27日

サワラチャンの加計呂麻島・貝採り日記-002

                                                      
 サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記     
                  -002 


                


先日から晴れた日が続くようになったので、
島の太平洋岸に久しぶりに貝採りに行ってきました。

           <ヤクシマダカラ> ↓           <ホシダカラ> ↓

              
                      <シュマダギリ> ↑          ↑ <ヒメチョウセンフデ


島の中には結構隠れた貝の蒐集マニアが居りますので、秘密の場所に直行。
<ヤクシマダカラ>や<ホシダカラ>は珊瑚の砂で大分擦れておりましたが、
8.5cm~9.0cmも有りました。ここら辺りでは最大値です。
春になって水に潜ったら、綺麗なタカラガイを捕獲する事ができますでしょう。
去年のように水槽で飼ってみたいですね。

                       

           スイジガイ・幼貝>↓

                      

                   <チトセボラ> ↑    <ショッコウラ>↑


まだ、本格的な時期ではないのですが、ご覧の通り。
<スイジガイ>の幼貝が貝のフタ付きで見つかりました。
内臓付でしたので、臭いの何のって酷かった。
<ショッコウラ>が中央下部に見えます。
形の良いのは必ず<ヤドカリ>が入居しているのですが、
今回は未入居物件でした。
<シュマダギリ>(下部・右)は先まで鋭く尖っていて、完品でした。
 


               


<タカラガイ>は数は少なかったですが、<ヒメホシダカラ>。(中央・上)、
<スソムラサキダカラ>(中央・右端)の綺麗な固体が見つかりました。
磨耗が余りないので、打ちあがって間もないものでしょうね。
<ジュウドウマクラ>(下部・左)のとても綺麗な完品。
先まで尖っているのは拾いではなかなか無理。

                         <ヒメホシダカラ>↓

                   

        

さて、下の2つの写真は何でしょうか?・・・・・これは貝ではありません。
貝の図鑑の最後にいつも載ってますけれど。
               


                  

 
            <タコブネ> ↑                        <アオイガイ> ↑


これらは頭足類と呼ばれるイカやタコの仲間です。
嵐の有った翌朝に見つかることが多いですね。 日本海で良く見つかるらしいですが。
<オウムガイ>はフィリッピンから黒潮に乗って、奄美まで流れてきます。
筆者も「実久」という、東シナ海に面した海辺で拾いました。

  
                           <オウムガイ> ↓

                          


下の写真は<アオイガイ>に入っている、イカみたいな生き物。
こんな格好で海の中を浮かんで移動します。

                        


「流氷科学センターの職員のGIZAさん」のブログコーナーからお借りしました貴重な写真です。


                  


下の写真は6.5cmもある<タコブネ>です。 
島中探してもなかなかお目にかかりません。
一年余でたった3個。 偶然しか期待できず。
何処にも傷がなく全くの完品!

 
                         



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でも書きましたが、鳥羽水族館のパンフレットの4.5cmよりも2cm大きのが自慢!
<アオイガイ>は小型ですが、20cm以上のものも有るとか。
最後は近所の浜で拾った、<ヒメニッコウガイ>or<ニッコウガイ>
数百mも歩いて何も収穫なしで、帰ろうとした矢先に発見!
二枚貝は大体片方しか落ちておりません。これは完品! とてもカラフルで美しい。
初めての貝です。 5cm程。先島諸島の西表島でも少ない部類だとか。


                      



兎に角、奄美大島や加計呂麻島は貝の宝庫と言われるだけ有ります。
暖流で海外から流れてくるのもありますし、超珍品の貝(昔でしたら、一個数百万円もする貝もあるんです)もあり。

貝の蒐集は、市場で買い求めて蒐集するプロの方もあり、また、筆者のような足で貝採りをするオリジナルタイプもおります。
でも、一番素晴らしいことは、美しい景色の中で浮世を忘れて、無心になって数kmも歩きながら、浜辺の貝を拾う。
健康にも精神的にも良い。ストレスは全くかからない。
思いがけない珍品や美品に出会うと、途端に子供時代に戻りますね。

     <知り合いの海辺の人が潜って採ってくれた・ホシダカラ・9cm> ↓   綺麗でしょ! 120点!
 
            


「年金」を頂いての毎日。遊びほうけていても誰も文句言いません。 
浜辺の皆さんも顔見知りですから、タマには手伝ってくれます。
潜りが出来ないので、若い人が代わりに潜って、9cmある<ホシダカラ>を採ってくれたこともありました。
タカラガイは生きているのは素晴らしく美しい。早速自宅の水槽で飼ってみるのです。
海水は近くにいくらでもありますので心配いらず。


現在、千数百個の海辺で拾った貝を、整理整頓の真っ最中!
図鑑で確認して、ラベルを貼って・・・・・大変な作業・・何時までかかるのか。
数量は日々増えていく。 自宅の裏の海辺は朝夕散歩しますので、必ず1~2個は拾いますから・・・・

そんなこんなで、これからも不定期便でブログ公開します!

                                          


 全てのブログが2/15まで貝のブログを除いて・・お休みします。


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Posted by 奄美ちゃん at 09:30Comments(0)貝採集日記

2013年01月11日

サワラちゃんの加計呂麻島・貝採り日記

                                                      
 サワラちゃんの 加計呂麻島・貝採り日記
-001      
 
                    <こんにちは>  face02
長い間、ご無沙汰しておりました。昨年の6月の初旬を最後にしてもう半年ばかりが過ぎてしまいました。その間奄美群島にもいろいろな事が起きました。9月の06日の真夜中に<奄美ちゃん>が突然行方知れずになってしまい、とうとうお家に帰って来ませんでした。

                  奄美ちゃん                             

                 

どこへ行ってしまったのか・・・山犬、イタチ、イノシシなどいろいろ考えたのですが、今現在はイタチに襲われたかなと考えております。 昨日も向かいの小川の辺りを2頭もの大きな黒いイノシシが川辺りを歩いておりました。夜中にはイノシシの荒い息使いが部屋の中まで聞こえてきます。夜中には屋根の上でイタチの類が動いております。

     リュウキュウイノシシ                                

        ウリ坊  


とはいっても高い塀とイノシシ除けの網が張っておりますから、大丈夫! icon49
夏は毒蛇<ハブ>がうろつきますから、夜間は外出できません。

今生きていればもう一歳のお誕生日を迎えて居るんですけれど・・・
その後大きな台風がやって来て、島の集落の桟橋が壊れたり、谷川の土手が崩壊したりご難続きでした。今はやっと辺りも静かになりました。今は雨量も少ないので静かですが、春になって梅雨が近くなると、またまた災難がやって来るかもしれません。
今年こそは静かにして欲しいですね。

             無残に破壊された桟橋                 



大きな巨大クレーンで桟橋の修理中 


                   
 
やっと完成しました!


大きな台風が連続して来たせいでしょうか、加計呂麻島の海岸が大分変わってしまいました。石浜が砂浜に変わってしまったり、逆に石浜に変わってしまったり、景色が一変してしまった所が沢山あります。潮の満ち引きは物凄い力が有るのですね。そんな関係でしょうか、貝殻が余り取れなくなってしまいました。

珊瑚礁の浜(向かいは奄美大島)
            

先日も天気の良い日を見計らって、太平洋岸を散歩がてら数時間歩いてみたのですが、去年のようには行きませんでした。近場の海の底が変わってしまったか、貝の生息の場が無くなってしまったのでしょうか。とても心配です。冬の砂浜は様々な貝殻が打ちあがるんですが、在り来たりの貝ばかり。昨年とは大違い!

そんな中でやっと見つけた逸品の貝達のご紹介島の太平洋岸・満潮の時間帯

       <スイジガイ>大きいのは235mm・今までの最大級        
            


中央がスイジガイの幼貝 右が子どもサイズ(形は親貝とおなじ)・・・幼貝でも結構大型のもあり。




上の写真の左端の<スイジガイ>が先日やっと見つけた逸品
140.5mm ・・欠けの部分がなく、磨耗も余りなく、ほぼ完品かな?・太平洋岸の塵の中で発見!

下は今回見つけた子貝の拡大図
     


殻の皮もはっきり付いてますので、新鮮な貝です。打ちあがってまもなくか。

                 

 チサラガイ(上)とニシキノキバフデ(下)
左側は2013年、右側は2012年に採取(太平洋側)

 


アブラソデ ・85mmx60x55 

 


リュウキュウタケ・80mmx直径20

フデガイ(正式な名称は不明??)調査中
コゲチャタケ・55mm・・これは砂浜ではなかなか見つからない・・偶然の産物。先端が磨耗なしで尖っています。錐みたい。
 


珊瑚真っ白い綺麗なものです。漂白剤に付けてみました。 


これだけ手に入れるのに3~4時間の間、寒い海浜をほっつき歩かなければいけません。
太平洋岸だからまだ良いんですが、東シナ海でしたら風邪を引いてしまいます。
でも、冬の方が良い貝は採取できます。特に海が荒れた翌日は珍品が手に入るかも。

なにせ、フィリッピンからの暖流に乗って、珍しいのが手に入ります。
オームガイ>でもOK!です。島の最西端の「実久(さねく)」で、偶然発見。我眼を一瞬疑いました。
  

次回からは「加計呂麻島」で採取した貝を種類ごとに整理してご覧に入れます。ほぼ、沖縄近海と同じくらいの貝類が手に入ります。

                    

* 当分の間・・不定期便ブログと致します。何せ現在 姉妹ブログ が6本ありますので・・    ごめんなさ~い icon125   

Posted by 奄美ちゃん at 18:50Comments(0)貝採集日記