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2012年03月30日

奄美ちゃんの加計呂麻日記-025

             奄美ちゃんの加計呂麻日記                                         
                                                   -25

 
奄美ちゃんの加計呂麻日記-025 

数日前までは25℃位の蒸し暑い日が有ったのに、ある日突然10℃も下がったりして、黄砂も中国大陸から沖縄まで飛んできたとか。 もう、春一番ですか。ここ数日は、天気の良い日が続いております。遠いゴビ砂漠の辺りから、数千キロの上空を風に乗っての大旅行。ご苦労様でした。

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先回のブログを更改した後直ぐに、珍しくコメントが入りました。
いつも 楽しく読ませて頂いております
先日 イタリア人と話してる際カツオの発音で大いに盛り上がりました
実際はカが濁音になるようですが
英語を母国語とする人にとってコックやポカリスエットの響きは非常に気になると言ってました
ラテン語系統において類似の例がありましたら是非ご教示お願いしたいのですがm(__)m       
Posted by エマニエル カント

奄美ちゃんの加計呂麻日記-025


奄美ちゃんには難しく良く解かりませんでしたので、お家のお爺ちゃんに見せましたところ、急に腹を抱えて笑い出しました。何のことやら解らないので、本日は途中までお爺ちゃんと交代して貰います・・・・・ではどうぞ!

**** なかなかウエットに富んだ、興味あるコメントでした。でも、家の娘にはちとレベルが高すぎるし、高尚な内容でもありませんので、大人の人向けには宜しいのですが、小中高等学校の生徒さんには刺激が強すぎます。でも、敢えて学問的に高尚さを残すようにお話したいと思います。*****

奄美ちゃんの加計呂麻日記-025

この方の性別や年恰好はハッキリしませんが、大学か専門学校に入って間もなくの男性かと思います。このコメントには二重三重の伏線が隠されております。つまり見えない落とし穴です。その掛け方が鮮やかなのと、「良く知っているな」と感心した面も有りました.
では、謎解きをして行きましょう・・・・・

奄美ちゃんの加計呂麻日記-025

「 Posted by エマニエル カント」
これを見て何かに気が付いた読者の方はどれ位居られるでしょうか。 「カント」とと言えば、ドイツの誇る大哲学者の名前ですね。
私はカントの前のエマニュエルに着目しました。世界史を高等学校で履修した方でしたら、、イマヌエル・カントと記憶しているはずで
す。         イマヌエル・カント(Immanuel Kant)

カントの生地は東プロイセンの首都、ケーニヒスベルグ 現在のロシア領カリーニングラードなんですね。隣はドイツ嫌いのポーランドとロシアです。 歴史的にフランスと仲がよろしい。当然フランス語が上流家庭では話されておりました。音楽家兼ピアニストのショパンがフランスに行き、二度と祖国の土を踏まなかったのは、皆さんご承知の通りです。
スペイン語やフランス語の新聞をHPで覗くと直ぐ解るように、カントの表記はEmmanuel Kantとされています。

でも、調べてみましたら、ケーニヒスベルグ時代は自分の名前を   Emmanuel Kant と表記していたそうです。ドイツ人の支配に反抗して、フランス人の表記をしていたのでしよう。その後「」から「」に変更したようです。 彼は大学の教官になりたかったようで、随分苦労したようです。おそらく出生地の状況が関係していたのでしょう。

奄美ちゃんの加計呂麻日記-025

Emmanuel Kantの文字をみて、年配の人ならここですぐ
『エマニエル夫人』(Emmanuelleを連想しますね。シルビア・クリステルをヒロイン役にした、いわばエッチなストーリーの映画でしたね。一時日本でもブームになりました。このコメントを書いた人はドイツ語でなく、ロマンス語(ラテン系の言葉)を学校で選択したのかもしれません。イタリア人と会話をスムースに出来る位ですので、英語→フランス語→イタリア語と学んで行った方とお見受けします。此処が伏線でした。 ここは最後に説明します。



私も短期間ですけれど、イタリア語を学んだ事があるので、「カツオ」のことは直ぐ解りました。そして、英語を母国語とする人にとって、気になる響きの言葉・・コックと有りましたので、・・・急に腹を抱えて笑ってしまったのです。

つまり、このコメントは性的な「スラング(隠語)」について書いていたのです。 18歳未満の人には刺激が強すぎます。でもキチット話さないといけませんね。 私が中学一年生の時代は「KISS」という単語でも興奮した時代でした。幼かったんですね(^-^)
では、一つ一つ説明しましょう。

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CAZZO ・・・IO SONO CAZZO(イオ ソノ カッツオ) というイタリアの文章は端的に訳すと・・「私はオチンチンです」となります。
誰でも知っている幼児語ですね。 難しいこと言いますと、この文章のIOは不要です。スペイン語でもそうですが、動詞の変化で主語は不要の場合が多いのです。スペイン語、イタリア語もそうでが、格変化というものが有るので、文章を読みやすい割には英語より、文法は複雑です。そして、単語(名詞)には「性」があります。

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 男性名詞、女性名詞など。 イタリア語ですと名詞の最後の文字でだいたい識別できます。「O」、「E]は男性、「A」「E]は女性など。 ZIO=叔父 ZIA=叔母  GIAPPONE=日本 ITALIA=イタリア 何故、イタリアが女性名詞かは??ですが。 恐らく女性の方が強いんでしょうな。 イタリアの女性は怒るとオッカナイソウデスよ。
この文章の、本当の正確な訳は IO SONO CAZZO=「私は畜生です」です。日本でもよく言うじゃないですか。男の人が。 思わぬ失敗をした時など・・ CHIKKUSHOU!・・・

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カツオ・・・ガツオ
イタリア語では基本的にはドイツ語からの単語以外にはは使いません。「KA」=カ は有りません。 「カ」=CA 「ガ」=GA だけです。ですから<カツオ>という魚の名前はためらって<ガツオ>と言ってしまうんでしょうね・・・・唯それだけです・・・・・   結局、何にもエッチではありませんでした。 

話は最後の大詰めに来ました。 
コック」 =COOK雄鶏チンチン  となります。 西洋料理の料理人は「コック」さんと呼びますね。日本じゃ何でもないんですけれど、あちらの国ではエッチな言葉(性的スラング)に聞こえるだけ・・・・日本人には責任ありません。

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ポカリスエット」=Chicken or pork cutlet・・・カツレツの肉は鳥にしますか、豚にしますか?って言ってるだけ。
pork cutletが<ポカリスエットに聞こえるだけ。人種によって豚肉はご法度の国がありますので。日本人には通常関係有りません。
結局、何にもエッチではありませんでした。
さて、最後になりました。

一番初めに戻ります。 「カント」=KantCunt(カント)=ワレメちゃん(幼児語の隠語) お解り頂けましたでしょうか。

奄美ちゃんの加計呂麻日記-025

性的スラングは何処の国の言葉でも有ります。でも、そんなことに大事な時間を使うのなら、ラテン語を学んでラテン語の古典を読みこなした方が本人の為になるんですがね~。
 
でも何時も思うんですけれど、外国語を速く習得するにはエロ本を読んだほうが良い
 とよく云われますけれど、一面は真理ですね。
「インターネット」が大普及した真の原因は「男性が女性のヌード写真を見たかった」為だそうです。評論家で元東大教授の立花 隆さんが本に以前、そう書いていましたね。本人もその心算でインターネットを勉強し、使いこなしたそうです。そして、性風俗の実態を本に纏めたんです。でも、イタリア人とスムースに会話が出来るなんて、凄いじゃないですか。結構、ドイツ人と同じく彼らは早口ですからね。羨ましいね。・・・・・それでは、これで私は退場いたします。アマミンに代わります・・・
 
奄美ちゃんの加計呂麻日記-025

では、最後に嘘のような本当の話 
 
以前ある叔父さんが六十歳になった時、一念発起して外国語を学ぼうとしたそうです。 手元に教科書もありませんし、今更中学の英語の教科書を手に入れるのも悔しいから、いろいろ調べた挙句、東京大学の構内にある「東大出版会」に東大で実際使っている英語の教科書を注文したのです。 これには東大の外国語の教官の朗読がCDに録音されていたそうです。 叔父さんはそれに眼を付けたのです。そして、あろうことか、フランス語、ドイツ語、スペイン語の教科書も買ってしまいました。序にギリシャ語、ラテン語、ポルトガル語の本も・・・この叔父さん気が狂ったのかしら??・・・・・続きは次回をお楽しみに!

とうとう、「広中 平裕」さんの話は書けませんでした。 次回以降に書いて見ます。 ごめんなさいね!
では、本日はこの辺で。

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追記があります

                   奄美ちゃんの加計呂麻日記-025  

奄美地方・インフルエンザ感染状況・注意報発令!!
とうとう最後に注意報発令になりました。 充分注意してくださいね!



Posted by 奄美ちゃん at 08:04│Comments(2)
この記事へのコメント
軽い気持ちで書いたのですが(笑)

お爺さまの慧眼には感服致しました

伏線といえば伏線なんでしょうが婉曲表現としてご理解頂けないでしょうか

ポカリスエットに関していいますと彼らはスエットの部分に違和感を感じるようです
飲料水なのに何故スエットなのかと
スエットと聞くと汗まみれの状態をイメージするようです

そういえば スラットした女性という表現にドキッとする方もいるようです

性的メタファ―の多い文章に不快な思いを抱かれた方々にはこちらの配慮不足を陳謝したいと思いますm(__)m
Posted by エマニエル カント at 2012年03月30日 10:42
エマニュエル・カント さま

そんなに恐縮されなくても良いですよ(^-^)
大人の世界では笑顔の出る話題ですから。
何のことも有りません。唯、小中学生も閲覧してますので・・・それだけです。

弘法大師空海に所縁のある真言宗の根本経典「理趣経」などを読まれればその中の記述には腰を抜かすかもしれません。未見でなければご覧になってください。桁違いです。唯、書かれているレベルは格段に高いですが・・・この経典を通常の呉音読みでなく漢音で読む理由が良く分かります。
Posted by 奄美ちゃん奄美ちゃん at 2012年03月31日 06:29
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