2013年09月02日
加計呂麻島貝殻図鑑(リュウテンサザエ科-002)
加計呂麻島貝殻図鑑
お知らせ
今まで掲載してきました「西南諸島貝殻学入門」は
http://blog.goo.ne.jp/amamichan
で公開しております。引き続きご愛顧ください。
加計呂麻島貝殻図鑑のWIDE版は
http://shirasumasako.blog.fc2.com/blog-entry-56.html
夜光貝
西表島貝殻館より掲載
リュウテンサザエ科(40種類)
微小貝データーベースより参照
A
A
Class Subclass Order 綱 亜綱 目 | GASTROPODA PROSOBRANCHIA VETIGASTROPODA 腹足綱 前鰓亜綱 古腹足目 |
---|---|
Groupグループ | Turban shells サザエ |
Super Family / Family 科 | TROCHOIDEA TURBINIDAE ニシキウズ超科 リュウテンサザエ科 |
Genus(Subgenus)属 (亜属) | Turbo () リュウテン () |
COUNTRY国 | JAPAN 日本 |
LOCALITY採集場所 | Amami-Oshima-Is., Kagoshima. 鹿児島県奄美大島 |
DISTRIBUTION分布 | Nansei Islands and southward in Japan; Tropical Indo-Pacific. 南西諸島から熱帯インド・太平洋域 |
HABITAT生息場所 | Rubble bottoms, 4 to 30m deep. 4-30mの岩礫底 |
B
夜光貝
夜光貝
夜光貝は古代の日本では、美術品の製作の材料(螺鈿)に使われておりました。奈良の正倉院の御物の中には数多く見られます。奄美本島と加計呂麻島の間の大島海峡の浜辺では、数多く見られます。「道の駅」では大きな夜光貝がたくさん売られています。
加計呂麻島採取
加計呂麻島採取
採取された夜光貝の殻は、殻の表面や殻の内部が磨かれて、薄い箔を剥ぎ取って漆にて木地に貼り付けて、加工を続けていきます。
殻径・170mm 高さ・180mm
この貝は浜辺で偶然に砂の中に埋まっていたものを、鍋の蓋か薬缶と間違えて拾い上げたものです。拾い上げてびっくり!夜光貝でも結構大きなものです。
背面
背面
砂浜では欠けてしまうことが多いです。
たまたま、場所が珊瑚の白い砂浜だったのが幸いだったようで。
加計呂麻島採取
蓋・70x80mm 厚さ・20mm
夜光貝の幼貝らしき貝??
江戸時代に本種が屋久島から日本本土にもたらされ、
“屋久貝”が転じたものらしい。
次回は<ハリナガリンボウガイ・リンボウガイ>をお送りします。
“屋久貝”が転じたものらしい。
次回は<ハリナガリンボウガイ・リンボウガイ>をお送りします。
リュウテンサザエ科の内訳
ハリナガリンボウガイ
リンボウガイ
ヒラサザエ
ハリサザエ
チョウセンサザエ
タツマキサザエ
サザエ
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Posted by 奄美ちゃん at 15:38│Comments(0)
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