しーまブログ 2012年03月09日
奄美ちゃんの加計呂麻日記-022
奄美ちゃんの加計呂麻日記
-22
加計呂麻島の海辺の風景
相変わらず梅雨のような日々が続いております。
先日、古仁屋へ行く途中で土地の古老に話を聞いたのですが、例年に無く異常天気が続いているとのこと。 去年は１１月に大洪水に見舞われましたが、今年も危ないのかなと不安が脳裏を過ぎりました。
確かに先日通った嘉入～西安室線は途中の崖崩れが沢山起きて、以前より道路事情が悪くなっているようです。 叔父さんたちが山深い道路の傍の木の伐採や、土砂の撤去をしておりました。この先梅雨になったらまた災害が起き易くなります。充分に気を付けて道路は通行しましょうね。
国立感染症研究所から3/07現在のインフルエンザ流行マップが発表になりました。
それによりますと４週間連続減少で、全国で１１４万人の罹患者となっているそうです。２８万人の減少です。良かったですね。
さて、九州はというと・・・・
先週と余り大きな変化はないのですが、屋久島が白に変り大島地方は以前と同じく白のままです。良かったですね。奄美地方の梅雨のような気候が、インフルエンザの拡散を阻止しているようです。とにかくこのまま収束してくれれば良いですね。
もうチョッとの間、マスクの携帯は必要ですよ。外部からの旅行者からの感染の危険は相変わらずですからね。充分気を付けましょう。
インフルエンザは湿度に弱い・・・・・今から４０年ほど前の研究論文
「実験装置にインフルエンザウイルスを浮遊させ，温度21〜24度，湿度50％に保ち，6時間後にウイルスの生存率をみると3〜5％であったのに対し，湿度を20％に下げるとウイルスの生存率は60％になりました」というのが有るそうです。興味深いですね。
奄美の最近の気温は結構高めで、２１～２４℃の日は結構多くありましたね。湿度は８０～９５％程度が何時もある日が相当多いのです。これがインフルエンザの蔓延を防いでいるのですね。
じゃ、＜インフルエンザは高い湿度に弱いのでしょうか＞常識的に考えるとそういう結論になりますね。
ところがそうじゃないんです。では今日はこの辺りをお話しましょう。
インフルエンザのウイルスは患者が咳やクシャミをするとその飛沫が当たりに飛び散ります。この飛沫を人が口や鼻から吸い込み、喉や鼻の粘膜について感染が発生します。
インフルエンザの寿命は短いもので２４時間位だそうです。この時間の間はウイルスが空中を漂って、宿主（動物）への侵入を伺っています。
ウイルスはＤＮＡを持たないたんぱく質の塊ですから、本来ならば乾燥した中では分解してしまいます。むしろ湿度の高い方がインフルエンザにとっては好都合なのです。
にもかかわらず、インフルエンザの予防に室内の湿度を上げる事が効果的なのは
（1）乾燥した空間より、湿度の高い空間の方が、咳やくしゃみの飛沫の飛び散る範囲が狭い
（2）乾燥した空気の中では、人間の喉の組織が傷つき易く、ウィルスが入り込みやすい。
しかし、大気中の湿度が高いと飛沫があまり飛び散らない事がわかっています。
湿度が高いということのは、大気中の水の分子の密度が高いわけですから、ウイルスが水の分子に吸着されやすく、引力の関係で下の方に落ちていきやすくなります。そうなりますと人の口や鼻よりも下のほうでうろうろする事になるので、粘膜に吸着しにくくなります。それで感染力が削がれるということになります。
湿度が高い方が人間の鼻や喉の粘膜は傷つきにくくなりますので、ウイルスによる感染がを受けにくくなるということです。
この２つの要因で、「湿度の高い状態を保つことが必要」という事になります。ですから、冬は加湿器の併用は非常に有効というわけです。原因は生物学的な理由ではなく、物理学的な理由によるものなのです。・・・・如何でしたでしょうか。
でもね、初めからマスクをしていれば、可なりのウイルスの侵入は防げます。
そして、健康な身体であれば免疫力がありますから、本来的な自然免疫力と二次的な獲得免疫力で、感染しても発症は防げるのです。自分の為にも家族や他人の為にもマスクは必ずしてくださいね。でも、結構老人はマスクしてないのよね。
＜おら～、先が短いからいいんだ～＞なんて言っちゃいけませんよ。 家族のためにも必ずマスクをしましょうね。
それでは、今までのオサライをしてみましょうね。
Ａ- インフルエンザはウイルスによる感染症で、通常の風邪とは違います。
Ｂ- 感染と発症は違います。
Ｃ- 免疫があるとウイルスに感染しにくくなります。
Ｄ- 免疫力が弱くなると病気に罹りやすくなります。
Ｅ- リューマチ、アレルギー反応などと免疫は密接な関係にあります。
Ｆ- ストレスが溜まると免疫力が低下します。
Ｇ- インフルエンザウイルスは湿度を上げる事により、感染しにくくなります。
如何でしたでしょうか。政府の発表によると、今後より強力な毒性の高いインフルエンザウイルスの蔓延に備えて、各種の対策を取る必要があるとされております。
万が一の大発生が起こった場合には、数百万人規模の死亡者が出るとされております。
歴史上大量殺戮を起こした病原菌は何度も出現しました。今後も同じ事がおこるということです。ウイルスは病原菌ではありませんが・・・・・・一体ウイルスは何処で、どこから地球に侵入するのでしょうか。
地球上でしょうか。それとも地球以外の宇宙空間や惑星などでしょうか？・・・・・？
じゃ、今日はこれでお終い！
奄美ちゃんの加計呂麻日記
-22
加計呂麻島の海辺の風景
相変わらず梅雨のような日々が続いております。
先日、古仁屋へ行く途中で土地の古老に話を聞いたのですが、例年に無く異常天気が続いているとのこと。 去年は１１月に大洪水に見舞われましたが、今年も危ないのかなと不安が脳裏を過ぎりました。
確かに先日通った嘉入～西安室線は途中の崖崩れが沢山起きて、以前より道路事情が悪くなっているようです。 叔父さんたちが山深い道路の傍の木の伐採や、土砂の撤去をしておりました。この先梅雨になったらまた災害が起き易くなります。充分に気を付けて道路は通行しましょうね。
国立感染症研究所から3/07現在のインフルエンザ流行マップが発表になりました。
それによりますと４週間連続減少で、全国で１１４万人の罹患者となっているそうです。２８万人の減少です。良かったですね。
さて、九州はというと・・・・
先週と余り大きな変化はないのですが、屋久島が白に変り大島地方は以前と同じく白のままです。良かったですね。奄美地方の梅雨のような気候が、インフルエンザの拡散を阻止しているようです。とにかくこのまま収束してくれれば良いですね。
もうチョッとの間、マスクの携帯は必要ですよ。外部からの旅行者からの感染の危険は相変わらずですからね。充分気を付けましょう。
インフルエンザは湿度に弱い・・・・・今から４０年ほど前の研究論文
「実験装置にインフルエンザウイルスを浮遊させ，温度21〜24度，湿度50％に保ち，6時間後にウイルスの生存率をみると3〜5％であったのに対し，湿度を20％に下げるとウイルスの生存率は60％になりました」というのが有るそうです。興味深いですね。
奄美の最近の気温は結構高めで、２１～２４℃の日は結構多くありましたね。湿度は８０～９５％程度が何時もある日が相当多いのです。これがインフルエンザの蔓延を防いでいるのですね。
じゃ、＜インフルエンザは高い湿度に弱いのでしょうか＞常識的に考えるとそういう結論になりますね。
ところがそうじゃないんです。では今日はこの辺りをお話しましょう。
インフルエンザのウイルスは患者が咳やクシャミをするとその飛沫が当たりに飛び散ります。この飛沫を人が口や鼻から吸い込み、喉や鼻の粘膜について感染が発生します。
インフルエンザの寿命は短いもので２４時間位だそうです。この時間の間はウイルスが空中を漂って、宿主（動物）への侵入を伺っています。
ウイルスはＤＮＡを持たないたんぱく質の塊ですから、本来ならば乾燥した中では分解してしまいます。むしろ湿度の高い方がインフルエンザにとっては好都合なのです。
にもかかわらず、インフルエンザの予防に室内の湿度を上げる事が効果的なのは
（1）乾燥した空間より、湿度の高い空間の方が、咳やくしゃみの飛沫の飛び散る範囲が狭い
（2）乾燥した空気の中では、人間の喉の組織が傷つき易く、ウィルスが入り込みやすい。
しかし、大気中の湿度が高いと飛沫があまり飛び散らない事がわかっています。
湿度が高いということのは、大気中の水の分子の密度が高いわけですから、ウイルスが水の分子に吸着されやすく、引力の関係で下の方に落ちていきやすくなります。そうなりますと人の口や鼻よりも下のほうでうろうろする事になるので、粘膜に吸着しにくくなります。それで感染力が削がれるということになります。
湿度が高い方が人間の鼻や喉の粘膜は傷つきにくくなりますので、ウイルスによる感染がを受けにくくなるということです。
この２つの要因で、「湿度の高い状態を保つことが必要」という事になります。ですから、冬は加湿器の併用は非常に有効というわけです。原因は生物学的な理由ではなく、物理学的な理由によるものなのです。・・・・如何でしたでしょうか。
でもね、初めからマスクをしていれば、可なりのウイルスの侵入は防げます。
そして、健康な身体であれば免疫力がありますから、本来的な自然免疫力と二次的な獲得免疫力で、感染しても発症は防げるのです。自分の為にも家族や他人の為にもマスクは必ずしてくださいね。でも、結構老人はマスクしてないのよね。
＜おら～、先が短いからいいんだ～＞なんて言っちゃいけませんよ。 家族のためにも必ずマスクをしましょうね。
それでは、今までのオサライをしてみましょうね。
Ａ- インフルエンザはウイルスによる感染症で、通常の風邪とは違います。
Ｂ- 感染と発症は違います。
Ｃ- 免疫があるとウイルスに感染しにくくなります。
Ｄ- 免疫力が弱くなると病気に罹りやすくなります。
Ｅ- リューマチ、アレルギー反応などと免疫は密接な関係にあります。
Ｆ- ストレスが溜まると免疫力が低下します。
Ｇ- インフルエンザウイルスは湿度を上げる事により、感染しにくくなります。
如何でしたでしょうか。政府の発表によると、今後より強力な毒性の高いインフルエンザウイルスの蔓延に備えて、各種の対策を取る必要があるとされております。
万が一の大発生が起こった場合には、数百万人規模の死亡者が出るとされております。
歴史上大量殺戮を起こした病原菌は何度も出現しました。今後も同じ事がおこるということです。ウイルスは病原菌ではありませんが・・・・・・一体ウイルスは何処で、どこから地球に侵入するのでしょうか。
地球上でしょうか。それとも地球以外の宇宙空間や惑星などでしょうか？・・・・・？
じゃ、今日はこれでお終い！
奄美ちゃんの加計呂麻日記
Posted by 奄美ちゃん at 20:47│Comments(0)
